コミュニケーションを取るうえでは「前提」を確認することが大切だと思います。そんなことを考えることがあったので、まとめておきます。

前提とは

そもそも「前提」とはコミュニケーションを取る関係者間で、あらかじめ持っているべき共通認識と言えるかなと思います。
前提があるから話題について全くゼロから伝える必要もなくなり、時間短縮やみなさんの労力をとることも少なくなります。

前提を確認しないと

そんな便利な前提ですが、持っているべきであっても、実際には前提が違うことも多々あります。
他人の考えていることがすべて分かるわけではなく、それまでの経験により「これくらいはわかってくれているだろう」という思い込みで話してしまうこともあります。

そうして前提が違うまま話を始めると、相手は話のはじめから理解しにくくなります。
はじめから理解できないと、その後理解が進むのはあまり期待できません。結局、最初から話してと言われるか、いちから確認という名の多くの質問を投げかけられることになるかもしれません。
他人の考えなんてわからなくて当たり前、という認識のもとで相手が少し嫌そうでも、まずは前提を確認すべきかなと思います。

前提を確認するには

では、どうやって前提を確認すべきかというと、相手に聞くしかありません。
とはいえ「前提はなんですか?」と聞いては相手に全てをまかせてしまうことになります。

自分なら「まずは認識を確認したいのですが、〜〜はxxxということであっておりますでしょうか?」とか、「(相手が話した単語)とは、〜〜という意味でしょうか?」という感じで自分の言葉で確認を挟むようにしています。
自分の言葉なので相手とは少し認識が違うこともありますが、それを理解して本題を話すことができればより深く理解できるかと思います。

まとめ

コミュニケーションを取るうえでは「前提」を確認することが大切だと思います。
前提を確認しないと相手の理解が進まず、自分が質問されて困ることになるかもしれません。自分から積極的に前提を確認してコミュニケーションを進めていきたいです。