『AIエージェント 人類と協働する機械』を読んで — 不安から実践へ
AIが仕事に入り込み始めた今、この本を読んだ理由
エンジニアとして働く中で仕事で「AI」を使っていないことに危機感や不安を持っていました。
これだけ世の中でAIの話題があふれているなか、自分はとりのこされるのではないかという思いからこの本を手に取りました。
書籍情報
- AIエージェント 人類と協働する機械
- 広木大地 著
- リックテレコム
「走り続けなければ同じ場所にいられない」AI時代の現実
数年前、GitHub Copilotが登場しTabキーを押せばプログラムコードを補完してくれて便利だなと感じていたことを覚えています。
コメントを書けば、ある程度人間の意図に沿ったコードも出力してくれて「これならGoogle検索してしらべなくていいな」と思っていました。
その後、現在はAIに頼めば、設計書を作ってくれたり、バグを直したり、目覚ましい進化を遂げています。
コード補完を便利だなと思っていたころからそれほど時間は経っていないはずなのに、AIができることは大きく広がっていました。
そうなると、それを使う人間も進化しなければ取り残されてしまうのではないかという不安が出てきました。
AIを使える人と、使わない人の差が広がってしまうことになります。
読後すぐに変えた行動:AIを実際に使い始めてみた
不安に思っているだけではだめだと思い、それまで無料で使っていたChatGPTを有料プランに切り替えて使い始めました。
AIのモデルが更新された際は早く提供されるなど、最新の技術を利用することでその使い勝手を知ることができました。
最近はClaude Codeも有料プランを利用して、プログラミングをAIにやってもらっています。
こちらは追加機能が次々にでてきたり、使い方についても発信されている方が多くいるので参考にしながら自分でも身につけようとがんばっています。
AI時代に人間に求められる3つの能力とは
個人でAIを使う上では次の3つの能力が大切と書かれていました。
- Craft:まず触る
- Concept:本質を問い続ける
- Communication:対話で価値をつくる
まずは、AIを使ってみてどんなことができるのか、得意なこと、不得意なこと、気をつけるべきことは何なのかを自分で理解することが大切です。
これだけ、AIが流行っていても聞いているだけでは理解できないことも多いです。
AIにできることはたくさんありますが、それなら人間はいらなくなるのかといえばそんなことはありません。
人間は、なぜそれをやるのか、その目的は何なのかという本質的な問いを考える必要があるのです。これはAIにはできない仕事です。
一人で考えることには限界があります。他の人との対話から生み出されるアイデアや、意見を深められることもあります。
対話によって価値を高めていく必要があります。
AIに使われる側にならないために、これから意識したいこと
AIに指示すれば動くコードやアプリケーション、設計書を出力してくれます。
コメントも書いて理解しやすくしてくれるし、フォーマッターもかけてくれます。
でも、アーキテクチャとして間違っているコードや、必要以上に細かく書かれていて重要な箇所が分かりにくい設計書になっているかもしれません。
AIの出力結果を理由を持って判断できるレベルの知識を人間が身につける必要があると思いました。
まとめ:AIとの向き合い方を教えてくれた一冊
AIを使う上でどういうスタンスで取り組めばいいのかを教えてくれた本でした。
特に3つの能力(Craft, Concept, Communication)は参考になりました。
