書評「SCRUM BOOT CAMP THE BOOK」
最近、業務でスクラムをはじめて本格的にやる経験がありました。なんちゃってスクラムをやったことはあったのですが、レトロスペクティブとかやってこなかったので、この本を読んで気になった箇所を書いておきます。
見積もり
スプリントプランニングで見積もりする際は、例えばプランニングポーカーでみんなの想定を確認することがあります。
なんとなくやっていましたが、これは想定が違ったりする場合にみんなで話し合い認識を合わせるという効果があると書かれていました。これは意味がありそうだなと思います。
デイリースクラム
毎日行うデイリースクラムは進捗報告会ではなく、問題を見つける場であると書かれていました。
ともすれば「昨日は~~をやって、今日は~~をやる予定です。問題は起きてません」みたいな報告だけをすることになってしまいます。そうではなく、問題があれば共有してみんなで解決していく必要があると思いました。
また、タイムボックスを守ることも大切とありました。
実際にやってみると、相談事などがあって時間を守れないことも多かったです。そういう中でも時間を守れるのが実力が高いチームと書かれており、納得しました。
まとめ
スクラム入門者向けに書かれた本で、読みやすかったです。実際に業務で使ったあとに読んでみると、各イベントの意味などを再確認できてよかったとおもいます。