書評「テキストコミュニケーション力の基本」
リモートワークで Slack や Teams など、チャットでのテキストコミュニケーションが増えてきました。
同じテキストによるやりとりでもメールとは違って気軽に送ることができます。
他の人が送っている内容を見ていると、自分が送っているものよりも堅苦しくなく気持ちよく読むことができました。違うことはわかったのですが、どうすればそんなふうにかけるのかよくわかっていませんでした。
そこで「テキストコミュニケーション力の基本」(日本実業出版社)を読んでみたので、感想を書いておきます。
感想
この本は見開きで 2 ページでテキストコミュニケーションのルールが説明されています。悪い例とその改善例が示されており、「こうすればよかったのか!」ということがよくわかりました。
例えば、「相手に確認をお願いするとき」という例では次のように 2 つの例が示されています。
悪い:企画書をお送りします。ご確認ください。
よい:企画書をお送りします。お手隙のときにご確認いただけると幸いです。
P.66 rule.20 相手に都合がある。伝えるタイミングを考える
忙しいときにチャットが来ても、これならイラッとすることが少なくなるかもしれません。
まとめ
チャットツールでのコミュニケーションについて、例を使って説明されており納得しながら読み進めることができました。
文字や絵文字だけでニュアンスを伝えるには、これまでと違う力が必要だなと思いました。